- HOME
- TOP
- SHOP
- 相互リンク
- 自動リンク
- 掲示板
- 戻る
|
<金魚の管理>
金魚飼育で難しいのは、金魚の体調変化や病気が発生しているのを早期に察 知しにくいということにつきると思います。
気がついたときには病気が重くなっていた、他の金魚にうつっていた。 その結果手遅れで落としてしまった、全滅してしまった、などということを、
金魚の飼育をされたことのある人ならば一度は経験されたことと思います。
そうならないためにはどうしたらいいのか?やはり管理の問題だと思います。
エサの管理、水の管理、器具の管理等いろいろあります。
(エサは食べさせる量だけではなく、古くなっていないかなどの品質もあります)
でもやはり、こういう問題は普段の金魚の管理(観察)をまめに、しっかりと
することによってかなりの部分を予防(早期発見)という形で対処できます。
ではどういうところに注意して観察すればいいのか?いくつかの例をあげましょう。
1)、鼻上げをしている。
2)、エサを食べなくなった。
3)、底に沈んだまま動かない。(冬眠期を除く)
4)、体を何かにこすりつけている。
この4点は普通に発見しやすい金魚の異変を知らせるシグナルです。
5)、体に何か付いている。
6)、体から出血している。
この2点は注意して見ればすぐに発見できるシグナルです。
7)、体の色がいつもとどこか違う。
これは、普段からその金魚のことをこまかく、注意深くみていないと気付かない 場合が多いと思います。
これらのことを発見したときは何らかの対処をしなければいけなくなった 可能性が高いですね。
1)〜3)の場合は一時的にそうなっていることも考えられますが、
まずは病気かも、と疑ってみていく習慣をつけるようにするべきです。
それでは、それぞれの場合どう判断するのか、基本的な例をあげてみましょう。
1)〜3)は水質悪化が一番に考えられます。
まずは水替えをして様子をみますが、病気の可能性も否定できません。
1)はエラの病気も考えられます。
2)、3)は下痢や消化不良のときもあります。(他の病気も)、
4)は寄生虫がついている可能性が高いでしょう。
(壁にぶつかるくらい激しく泳ぐようなときはエラの病気だと思われます)
5)、6)はあきらかに病気発生または寄生虫がついていると考えられます。
このように、一つの様子の変化でもいくつかの可能性を考慮しないと、
間違った判断や間違った治療をすれば、病気の進行を止められないとか、
金魚に大ダメージを与えてしまうような結果にさえなりかねません。
金魚飼育においては”塩”は絶対にかかすことのできない重要なファクターです
水温があがりすぎて夏バテ状態にときに、少し塩をいれることによって、
金魚に元気を取り戻すキッカケをつくってあげられますし、
新しく購入したときには病気の予防のため塩水浴をさせます。また、
早期発見の病気の場合にはかなりの効果が期待できます。
このように”塩”は予防、治療のための殺菌・消毒やナトリウムなどの成分 補給のためにかかすことの出来ない必需品なのです。幸いなことに、
塩のない家庭はまずないでしょうし、安価で求めやすいですから忘れずに
用意しておきましょう。(私は専用に岩塩を用意しています)
<病気の予防><金魚の管理へ>
<金魚の病気へ>
病気の予防については、どのような事が考えられるでしょうか?
1)、水質が悪くなっていないか。
2)、エサを与えすぎていないか。
3)、金魚の数が多すぎないか。
4)、新しい金魚を同じ水槽(舟)に入れていないか。(水草等も)
5)、傷ついた金魚を一緒に飼っていないか。
などがあげられると思います。
1)に関しては、金魚にとって水は人間の空気と同じです。
人間も悪い空気のなかでは、体調の悪化や病気発生の原因になりますので、
金魚の場合もすみやかな水替えをしてあげなければ同じような事がおこります。
水ため専用のタンクか容器を用意しておけばすばやい対応ができるでしょう。
2)については、いまさら言うまでも無く、消化不良や便秘、下痢になりやすく、
食べ残しが原因で水質悪化になり病気が発生しやすくなります。
そのときの水温、金魚の様態等を見てエサを与え、できるだけ同じ時間に、
そしてあまり遅くない時間にやるようにすることです。
3)水の量、水槽の広さに対して金魚を入れすぎると、これまた水質の悪化に
つながり、酸素不足で鼻上げをするようになります。
水の中の酸素含有量は空気と比べるとかなり少ないのです。
4)の場合、新しくかってきた金魚や水草などは病気の原因になる菌を
持っている場合がよくありますので、すぐに一緒に飼うのは厳禁です。
2〜3日か、長くて一週間くらいは薬浴させ、隔離します。
水草はメチレンブルーを使用した場合弱ってしまうことがあります。
5)は水替えのときに手荒く扱って、金魚にキズをつけない様にしないと、
そこから菌がはいって病気になることがあります。優しく丁寧に素早くです。
<金魚の病気><金魚の管理へ> <病気の予防へ>
病気になったときはどうしましょう。
1)、病気の金魚を隔離する。
2)、病気の金魚を治療する。
3)、病気の金魚を飼っていた入れ物を天日や煮沸で消毒,乾燥させる。
4)、治療後に飼育する水を用意する。
5)、完全に治るまで、他の金魚と一緒にしない。
1)は、さきほどのべたように水生菌はあっという間に他の金魚に伝染します。
できるだけ早急に隔離しないと全滅する可能性があります。
2)については早期であれば塩浴で治る場合も十分ありますが
それでだめなときは市販の金魚の専門薬を使用します。
ただ、病気の種類や進行具合で使う薬が違ってきます。
この判断をあやまると薬の効果を得る事はできないでしょう。
3)は病気の原因菌を完全に死滅させるのが目的です。菌が残っていた場合、
他の健康な金魚にうつったり、再度感染したりします。
水草は容器と水を替え消毒します。天日があたるところに置くのも
いい消毒になります。(一部日光に弱い水草もあります)
4)病気の治療をするときはエサをほとんど与えませんので、
どうしても体力が落ちています。そんなときに,カルキが抜けていない水を
使うと金魚に余計な負担を加える事になります。
ですから数日汲み置きした水を水温をあわせて使うようにします。
5)一見治ったようにみえても、菌が残っているときもありますので、十分
注意することが必要です。(自分の経験と金魚の状態をみて判断します。)
<病気の種類>
病気の種類はいろいろありますが、細菌や寄生虫によるものが多いでしょう。
★白点病★
体表やヒレに白い点々がつき、それがあっというまに体中にひろがり、
やがて白い膜に覆われるようになります。そして食欲がなくなり、
泳がなくなり最後には衰弱死します。
原生中類のイクリオフチリウス(白点虫)の寄生が原因ですが、春や梅雨、
秋の水温が低いときに発生しやすいので、この病気にかかったときは、
薬浴させながら、水温を少しずつ高くしていき、白点虫の増殖を防ぎます。
白点虫は、水温15度〜18度位のときに発生しやすく、また、水質が悪い
ときもかかりやすいようです。
とにかく、早期発見・早期治療が大切で、軽症のときには水温を上げるだけで
治る事もありますが、病気が重くなった場合は”メチレンブルー”、”グリーンF”、 ”ハイトロピカル”、”トロピカルゴールド”、”サンエース”などの市販薬を 使い、薬浴させる方法もあります。
★尾ぐされ病★
この病気も白点病と同じように金魚に多く見られる病気です。
はじめは尾びれの先が白くなったり、ヒレがに充血がでるようになり、
ひどくなると尾びれがちぎれたり、出血するようになります。
伝染性が強いですから隔離し、薬浴をさせますが、この病気には塩も効果が
あり”サンエース”、”ハイトロピカル”、”グリーンFリキッド”、
”パラザン”などを使う事もあります。
フレキシバクター・カラムナリスなどの感染症ですが、症状が進むと治りにくく、
もとの姿に戻らない事が多いでしょう。手荒に扱かったり、
密飼いなどによるキズに注意が必要です。
新しく買ってきた金魚や水草を直ぐに入れないようにして、水の管理を
怠らないようにすることが、一番の予防になると思います。
★水カビ病★
別名、”わたかぶり病”・”どろかぶり病”とも呼ばれます。
水生菌のサプロレグニヤ(水温15度以下)、アファノマイセス(水温15度
以上)によってかかる病気で、体にキズがあると、そこから侵入して体全体が
綿をかぶったようになっていき、最後には死んでしまいます。
金魚を丁寧に扱って、キズをつけたり、鱗を剥がしたりしないようにすること
が大切です。また、金属のサビが溶け込まないようにすることも大切です。
隔離して、水カビを取り除き”塩”や”トロピカルゴールド”、”エルバジン”、 ”メチレンブルー”、”グリーンFリキッド”、”サンエース”などを使い
治療しますが、傷口が治るまで薬浴を続け、悪化しているときは、
直接患部に塗布することもあります。
★白雲病★
白点病によくにた病気で、はじめに体表に白濁点がでて、あっというまに
全体を白い膜が覆ったようになります。水温が変わりやすい時期や寒い
時期に発生しやすく、エラに寄生すると呼吸困難で死んでしまいます。
コスティア、キロドネラ、トリコディアの寄生によるものですが、
虫の抵抗力が強いので治療は苦労するかもしれません。
塩の治療の場合濃い目の塩水浴をし、市販薬は”グリーンFリキッド”、
”ハイトロピカル”、”サンエース”などでの薬浴をさせます。
当然、他の金魚と隔離するのを忘れないようにします。
★松かさ病(立鱗病)★
その名のとうり、鱗が逆立ち、松かさのようになる病気で、エロモナス菌の
寄生による感染症ともいわれていますが、はっきりとした原因はわかって
いないようです。ただ、水が古くなったときに発生しやすいので、
水質管理をしっかりとして、金魚を傷つけないようにしましょう。
病気発生後は隔離して、”パラザン”、”グリーンFゴールド”などの
薬浴をさせますが、治りにくい病気のひとつです。
★エラぐされ病★
最初に、尾ヒレの先が白くなり充血や出血するようになります。
そしてだんだんと、エラブタがふくれあがり、エラも黒っぽい色になり、
鼻上げをするようになり、そして重症になると、エラがまくれあがり
死んでしまいます。
水温が高くなるときに発生しやすく、綿毛が生えたようにみえるので、
水カビ病と間違えやすい病気です。
フレキシバクター・カラムナリスが体表の傷口に感染して発生しますので、
金魚を手荒く扱わないこと、密飼いをしないこと、などに注意し、水質管理と
水温の管理を怠らないようにします。
この菌は、塩分に弱いので隔離して、塩水浴をさせますが、
重い場合は”サンエース”、”トロピカルゴールド”、”パラザン”、
”グリーンFリキッド”などで薬浴をさせることもあります。
梅雨明け頃は注意が必要です。
★トリコディナ病★
原生虫類のトリコディナが寄生することで発生しますが、水質悪化の時や、
密飼いをしている時に発生しやすく、最初に、小さな出血斑がでて少しずつ
白い膜に覆われたようになっていきます。
病気が悪化すると、鱗がはがれやすくなったり、ヒレがちぎれるようになり、
もし、エラに発生した場合は、エラが癒着してしまい、呼吸困難をおこします
基本的に、白点病と同じ薬品で薬浴をさせますが、
私は、”エルバージュ”と”塩”をまぜた水溶液での薬浴をさせて効果を
得ています。この水溶液はいろんな病気に効果的です。
★イカリ虫★
甲殻類のイカリ虫(レナエア・シプリナシー)が体表に寄生して、金魚の
体液を吸い取ります。
寄生された金魚はかゆがって、底や壁に体をこすりつけるようになりますし、
イカリ虫は大きさが1センチ前後あるために肉眼で発見する事が出来ます。
発見した場合は、ピンセットなどで頭部が残らないように丁寧に取り除き、
”エルバジン”、”グリーンFリキッド”、などで傷口を消毒するか、
”リフィッシュ液”、”トロピカルN”などで薬浴させます。
5月から10月頃にかけて発生しやすいので、
普段から水槽や舟を清潔にしておく事が大切です。
★ウオジラミ(チョウ)★
甲殻類のアルグルス・ヤポニクスが金魚の体表に寄生し、血を吸ったり、
毒液を注入したりします。すると、体表やヒレの付け根が赤くにじみ、
皮膚から出血したり、炎症をおこしたりします。
まれに、鱗が落ちる事もあります。
6月から9月頃にかけてが多いですが、一年中みられますので、
水槽や舟を清潔にして、新しい金魚や水草をいきなり一緒にしないように
しなければいけません。
寄生された場合は、ピンセットなどで取り除き”グリーンFリキッド”、
”エルバジン”などで傷口を消毒するか、”トロピカルN”、
”リフィッシュ水溶液”で薬浴をさせます。
飼育していた水槽、器具などは、数日天日干しすることを忘れないように。
★気泡病(ガス病)★
水が古い時に発生しやすく、尾ヒレ等に水ぶくれのように気泡ができ、
悪化すると内出血をおこします。まれに、眼球がとびだしたり、
腹部がふくらんだりすることもあるようです。
治療する場合は、同じ水温の新しい水に入れ替え、日陰において
直射日光があたらないようにして、エアーをかけます。
初期症状の場合はこれで効果がでやすいですが、これでよくならない場合や、
重症の場合は”グリーンFリキッド”、”エルバジン”などで薬浴させ
ることもあります。
★腸 炎★
金魚がよくかかる症状のひとつで、痛んだエサなどを食べて消化不良を
起こし、下痢をしている金魚がさらに悪化すると腸炎になります。
金魚が、液状で白っぽいフンを連続して出している場合は要注意で、
幼魚はケイレンをおこすこともあります。
治療は、絶食状態にして塩水浴をさせますが、このときに、
水温を少しずつ30度位まであげていき、回復を待ちます。痛んだエサを
与えたり、エサを与え過ぎないように注意しなければいけません。
★転覆病(ウキブクロ病)★
食欲がなくなって、底に沈んだままの状態や水から飛び出そうとする場合が
要注意で、エサを控えて塩水浴をし水温を25度前後まであげるようにします。
水温の急激な変化や消化不良が原因でウキブクロの調節機能を失い発症
するものと考えられています。一度かかると治りにくい病気で、
丸ものがかかりやすいように思います。
他にも、風邪や便秘、ストレスからくる体調不良など様々な病気があり、
それらに適切な処置をしないと思ったとうりの効果を得ることは
できないでしょう。
それに、ここに揚げた例はあくまでも参考例であって、必ず効果があるという
ことを保障できるものではないという事を忘れないでください。
自分で失敗しながら経験を積み上げて、自分流の対処法をつくりあげて
いくこと、それが、あなたの大切なペットを育てていくうえで
必要不可欠なことなのです。
このページのTOPへ
|